MacBook Late 2009 のメモリ交換に挑戦するも・・・【メモリ交換編(5)】


前回からの続きです。
  1. 【ジャンク】状態が良すぎる MacBook を破格で入手!?【動作確認編(1)】
  2. ジャンク MacBook Late 2009 に Snow Leopard をインストールする【OS インストール編1(2)】
  3. ジャンク MacBook Late 2009 に High Sierra をインストールする【OS インストール編2(3)】
  4. Catalina 対象外の Mac に Catalina をインストールする方法【Catalina インストール編(4)】
  5. MacBook Late 2009 のメモリ交換に挑戦するも・・・【メモリ交換編(5)】
みなさんこんにちは、たいくんです。
前回Catalinaを入れたら、流石に2GBじゃ遅すぎるということで、部屋に余っているメモリを取り付けてメモリ増設(というか交換)していこうと思います。



分解

MacBook ネジ
まずは電源を切り(もちろん電源コネクタもとり)、裏蓋をとります。プラスドライバーで画像の赤丸のところを外します。ネジは無くさないようにまとめておきましょう。

MacBook 内部
開けるとこんな感じになっています。びっくりしたのがめちゃくちゃ綺麗だったこと。ジャンク品だったというのを忘れるくらい綺麗でした。開けたらまず、画像左上にある光学ドライブに触れて、体に溜まった静電気を逃がします。矢印のところにあるのがメモリです。交換する前に、バッテリーコネクタを抜いておきましょう。そのまま作業をすると、感電したり破壊したりする可能性があるためです。
MacBook バッテリーコネクタ
メモリスロットの隣にあるコネクタを垂直に持ち上げ、外します。手でもいけますが、薄めのヘラがあると楽です。

使うメモリ

Samsung 4GB 2Rx8 PC3-12800S-11-11-F3
メモリを外す前に、今回使うメモリを紹介します。何かのノートパソコンから取った気がするSamsung製メモリで、DDR3の4GB、1600MHzです。これを2枚使います。このMacBookはメモリを8GBまで認識し、使えるようです。また、MacBookのメモリ速度が最大1067MHzなので、1067MHzで動作するはずです。

メモリの取り外し

MacBook メモリスロットレバー
メモリスロットにあるレバーを外側に引っ張ると、メモリが起き上がってくるので、つまんで平行に引っ張って取り出します。
写真は撮ってませんが、取り出したメモリは交換予定と同じSamsung製でした。同じメーカーのものであれば動くだろうと思います。

メモリの取り付け

下の段から斜めに(取り出した角度と同じにして)入れます。奥まで刺したら、カチッと音がなるまで上から押します。入ったら上の段も同じようにして入れます。

起動

メモリを入れたら裏蓋を開けたまま起動して、動くかテストします。この時、バッテリーは抜かれているので、電源コネクタをさして起動します。基板には触らないでください。
MacBook
こんな感じにして電源ボタンをポチッと押します。バッテリーがないのでインジケーターランプが5回点滅します。
起動するのか・・・

MacBook「ピー・・・・・ピー・・・・・」
5秒おきにビープ音が鳴り起動しません。調べてみると、メモリが刺さっていない時のエラーらしいので、もう一度電源を抜き、メモリを入れ直します。
これで起動するはず・・・!

MacBook「ピーピーピー・・・・・ピーピーピー・・・・・」
なんでだああああ!
調べてみるとメモリの故障か相性っぽい?メモリを1枚だけ刺したり、位置を変えたり、SMC/NVRAMリセットをしたり・・・。何も変わりませんでした。なので、メモリを変えてみることに。8GBのメモリはこれしかなかったので、諦めて4GBにしてみます。

使うメモリ2

Kingston 2GB 1Rx8 PC3-12800S-11-11-B3
Kingston製メモリで、DDR3の1600MHz、2GB x2です。流石に使えるだろうと思いながら交換します。

起動2

電源ボタンを押します。
MacBook「ピー・・・・・ピー・・・・・」
あぁわかりました。刺し直します。

MacBook「ピー・・・・・ピー・・・・・」
接触が悪いのでしょうか。認識しません。1枚だけ挿してみます。

MacBook「・・・ジャーン!」
起動しました!しっかり2GBと認識しています。でもこれじゃあメモリ交換の意味がありません。せめて4GBにしたいです。なのでもう一枚刺してみます。

MacBook「ピー・・・・・ピー・・・・・」
上のメモリの故障を疑い、上のメモリ1枚で起動してみます。

MacBook「・・・ジャーン!」
起動しました。ということは故障ではありません。メモリの故障ではないならなぜ2枚じゃ起動しないのでしょう。上下入れ替えもしました。リセットもしました。なぜでしょう。
純正メモリと2GBメモリ、速度は違いますが入れてみます。

MacBook「・・・ジャーン!」
起動しました。だったら2GB+4GBなら起動するんじゃないか!?やってみました。

MacBook「ピーピーピー・・・・・ピーピーピー・・・・・」
4GBの方は故障か相性の可能性が高いです。これは1GB+2GBの3GBで使わないといけないということなのでしょうか。確かに1GBだけ増えたので増設としては成功してる?とは思いますが・・・。8GBはダメでもせめて4GBで使いたかったです。まぁ、仕方がないのでこのまま使用します。リサイクルショップでメモリを探して、安くていいのがあればまた試してみたいです。

動作速度・まとめ

3GBインストール済み 1GB 2GB

10.6.8、10.13.6、10.15.2でそれぞれ使ってみました。
10.6に関しては2GBの時とさほど変わりませんでした。10.13はアクティビティモニタのメモリプレッシャーが緑色になり、レインボーカーソルの出現度は結構減りました。以外と効果はあったようです。10.15に関してはまだ最低条件の4GBに届いていないのですごく遅いですが、2GBの時よりすこーーーし軽くなった気がします。ログインの速度は速くなりました。8GBだとどれくらい快適かすごく気になりますが、他にメモリを持っていないのでいつかリベンジしたいです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!それではまた!
  1. 【ジャンク】状態が良すぎる MacBook を破格で入手!?【動作確認編(1)】
  2. ジャンク MacBook Late 2009 に Snow Leopard をインストールする【OS インストール編1(2)】
  3. ジャンク MacBook Late 2009 に High Sierra をインストールする【OS インストール編2(3)】
  4. Catalina 対象外の Mac に Catalina をインストールする方法【Catalina インストール編(4)】
  5. MacBook Late 2009 のメモリ交換に挑戦するも・・・【メモリ交換編(5)】

コメント

  1. マック対応のメモリを使って再度試したレーポートを待ってます。

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    1. コメントありがとうございます。まだMac対応のメモリを入手できていないので、入手できたら記事に書くつもりです。

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  2. MacBook (13-inch, Late 2009)使っています。macOS High Sierraの状態でテクミヨ ノートPC用メモリ1.5V DDR3 PC3-8500 1066Mhz 4GBx2枚 204Pin CL7 Non-ECC SO-DIMM Mac対応 永久保証というのを入れて、使えてます。Amazonで購入しました。参考になれば幸いです。

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    1. コメントありがとうございます。
      Mac対応のメモリなら安心ですね。今度買う機会があれば参考にさせていただきます。

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  3. Mac mini Early 2009 を使っています。この世代の Mac はメモリのスピードが規定よりも速いと認識しないようです(規定のものが混在していればOKらしい)。しかも,CPUの仕様により 2GB/chip まで対応ですので,Mac対応とは特に明記されていない PC3-8500 で 16 チップ載っているものを2枚使って8GBにしています。もしかしたら EFI ファームウェアの更新が必要になるかも知れません。私の機械では更新前だと最大6GBのようでした。

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    1. コメントありがとうございます。
      なるほど、だから最初の8GB x2や4GB x2だと速すぎて起動せず、1GB + 2GBだと起動したんですね。規定より速いメモリのみだと認識しないのは初めて知りました。
      教えていただきありがとうございます。

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